投手出身の佐々岡真司新監督を迎えたが、クローザーがなかなか固められず、戦列離脱者も続出。投手が崩れてチームは沈んだ クローザーの選定で迷走
チーム53年ぶりの投手出身監督である佐々岡真司監督を迎えて臨んだシーズンだったが、前半戦はクローザーが固まらず、後半戦は先発陣に戦列離脱が相次ぐなど、投手陣がうまく機能しないという皮肉な結果で、5年ぶりのシーズン負け越し。5位に沈んだ。
開幕連勝の後の第3戦、プロ初登板のルーキー・
森下暢仁が勝利投手の権利を得て交代したが、新守護神のスコットが一死も取れずに逆転サヨナラ負け。この敗戦がその後の苦しい戦いを暗示していた。
シーズン前半は、打線のほうは四番・
鈴木誠也が7月まで打率.341、9本塁打、さらにプロ11年目の
堂林翔太が覚醒、8月2日まで3割5分以上の打率をマークするなど好調だった。だがチームはクローザーが安定せず、接戦をものにすることがなかなかできなかった。スコットは7月2日の
ヤクルト戦(神宮)で
村上宗隆にサヨナラ満塁弾を浴びてクローザー失格。その後・・・
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