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LIONS SPIRIT

源田壮亮コラム「ファンのありがたみを感じたシーズン。21年は優勝して一緒に喜びを分かち合いたい」

 

苦しいときも、キャプテンとして下を向かずに戦うことができた[写真=川口洋邦]


決して下を向かずに


「ゲン、来年もキャプテン、頼むぞ」

 秋季練習中に、辻発彦監督からそう言葉を掛けられました。キャプテン1年目の2020年、チームは3位に終わり、クライマックスシリーズ(CS)にも進めず。キャプテンを引き継いで連覇が途切れてしまったのは悔しかった。このまま終わってしまうのは嫌でしたし、引き続きキャプテンをやりたい気持ちは強かったです。

 20年はチームが開幕からなかなか波に乗れませんでした。僕自身も打撃成績が上がらずに、それがチームの成績にもつながってしまったのではないかと責任を感じていましたね。ただ、8月には5年ぶりの7連敗など苦しい時期がありましたが、チーム全体が暗くならないように心掛けていました。自分を律することができる選手ばかりなので、皆を集めてキャプテンとして僕が何かを言うということはなかったですけど、とにかく練習中から明るく、ライオンズらしく。そういった意味ではキャプテンになって、今まで以上に周囲の選手の表情を気にするようになりましたね。

 本当に勝てない時期が長かったですけど、そういうときにも皆が前を向いて戦っていました。だからこそ、9月中旬に2位・ロッテと最大9ゲーム差も離れていた状況から、シーズン最終盤に熾烈(しれつ)なCS争いを繰り広げられるところまでチームがはい上がることができたのだと思います。

 116試合目には単独2位に立ちましたけど、・・・

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