リーグ3連覇を目指したが看板の強力打線が先発陣をカバーできずに苦戦が続いた。リリーフ陣の力で3位に食い込むのが精いっぱい。21年は5年目を迎える辻発彦監督にとって正念場のシーズンとなる。 就任5年目を迎える2021年、集大成のシーズンとして気合を入れて臨む辻監督
森、山川らが不調に陥る
新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨季は開幕が6月となったが、
西武は同月を6勝4敗とまずまずのスタートを切った。しかし、7月は11勝13敗1分け、8月は9勝15敗1分けと低迷。特に8月は5年ぶりの7連敗を喫して5位に沈むなど、厳しい戦いを強いられた。
7連敗目を喫した13日の
楽天戦(メットライフ)は2020年の苦闘を表していたと言える。一番には3年目の
高木渉を抜てき、四番は7月29日の
ソフトバンク戦(PayPayドーム)から不振の
山川穂高に代わり
外崎修汰や
中村剛也らを据えていたが機能せずに
メヒアに託した。さらに本来の打撃とはほど遠かった19年首位打者の
森友哉もラインアップから外し、
岡田雅利にスタメンマスクをかぶらせていた。
長年、一番を務めていた
秋山翔吾がメジャー移籍し、
スパンジェンバーグや
金子侑司、
鈴木将平らがリードオフマンを務めたが、定着する選手は現れず・・・
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