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【12球団キャンプ情報】西武・競争でチーム力の底上げ!

 

首脳陣と二人三脚で、選手はそれぞれ課題を持って練習に取り組んでいく


新人2選手をA班に


 V奪回を目指す今季、競争を促しながら戦力の底上げを図る。新型コロナウイルスの感染拡大により、外国人選手のチーム合流の時期が不透明に。辻発彦監督は「開幕にも間に合わないと考えていたほうがいい」と最悪の事態も想定している。しかし、若手にとっては最大のチャンスが到来だ。まず、ドラフト4位・若林楽人と同6位・タイシンガーブランドン大河の両新人をA班キャンプに抜擢した。ともにスピード感あふれるプレースタイル。内外野を守れる若林、三塁がメーンのタイシンガーが台頭すれば“外国人不在”の穴は埋まる。当然、既存の若手も黙ってはいられない。鈴木将平高木渉ら昨季、一軍でラインアップに名を連ねた選手が虎視眈々とレギュラーを狙う。

 3年連続チーム防御率最下位の投手陣も同様だ。今井達也松本航平井克典浜屋将太與座海人本田圭佑ら先発入りを狙う投手がしのぎを削る。リリーフでは・・・

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