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Power Push 2021 令和に輝く若き才能たち

中日・岡林勇希インタビュー 打撃センスが光る小さなチャレンジャー

 

若い選手が台頭してきているチームにおいて、その象徴的な選手の一人と言えるだろう。高校時代は「四番・投手」で活躍したが、プロ入りとともに野手として勝負することを決めた。そのほうがよりチャンスが多いと考えたからだ。ルーキーイヤーはシュアな打撃で存在感を見せつけた。2年目の今年は一軍での活躍を誓っている。

取材・構成=牧野正 写真=榎本郁也、BBM


 春季キャンプからオープン戦と常に一軍で過ごし、目標の開幕一軍切符を勝ち取った。高卒2年目、2月でまだ19歳になったばかりの若竜。小柄ながら打撃センス抜群の背番号60は、根尾昂石川昂弥のドラフト1位組とともに、将来のチームを背負う期待のプレーヤーだ。



──まもなく開幕ですが、率直な今の気持ちを聞かせてください(取材時は開幕一軍メンバー発表前)。

岡林 今は(開幕一軍)ギリギリのラインにいると思います。オープン戦の残り試合も少ない中、ここからは開幕モードに入ってチャンスもそう多くはもらえないと思いますが、そこで何とか結果を残していきたいと思っています。ただ、結果も大事ですが内容も大事だと思いますので、自分のやるべきことをやるしかないと思っています。

──春季キャンプの初日からずっと一軍にいます。多くのことが初体験で新鮮だと思いますが、かなり疲れもたまってきているように思います。

岡林 大丈夫です。めちゃくちゃ疲れているということはありません。ちゃんと休みもありましたし、その休みで何とか疲れは取れています(笑)。

──春季キャンプでは立浪(立浪和義)臨時打撃コーチから“強化指定選手”に指名され、ずいぶんとしごかれているように見えました。

岡林 朝一番から最後までやっていましたから、そこはさすがに疲れました。あれほどバットを振ったことは今までなかったので、振る力、振る体力というのはついたのかなと思います。

──特に何を言われましたか。

岡林 いろいろと言われましたけど、一番は下半身の使い方です。打った瞬間に下半身の力が抜けたりするので。自分はそこまで飛ばすような打者ではないんですが、昨年のような打撃のままではボールをとらえても外野の定位置までしか飛ばない。でも下半身をうまく使うことができればもっと飛ぶし、投手にも脅威になると。そういうことを言われ、教えてもらいました。

──立浪さんは岡林選手の打撃を高く評価されています。「タイミングの間がとれている」と。これは「教えても簡単にできることではない」とか。

岡林 そこは自分の良さだと思っています、そこが崩れてしまうと自分の打撃ができなくなるので自分で気をつけている部分でもあります。

──立浪さんに限らず、誰に聞いても岡林選手の評価は高いです。

岡林 今は少し打撃面でうまくいっていない部分もあって……今の自分では・・・

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