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井端弘和 野球の“極意”

井端弘和コラム 第3回「いま、注目のルーキー遊撃手 阪神・中野拓夢」

 

守備はフットワークが良く、打撃は引っ張れて勝負強さも◎


 開幕から1カ月が経過しました。序盤戦を振り返るとさまざまなトピックスが浮かび上がりますが、中でも新人選手の活躍が目立っているように感じます。投手なら楽天の先発ローテーションを守る早川隆久選手に、4月28日に待望の1勝を挙げた日本ハム伊藤大海選手、広島のクローザー・栗林良良吏選手も素晴らしい。野手ならば7本塁打(4月29日時点)の阪神佐藤輝明選手が連日、新聞誌面やスポーツニュースをにぎわせています。確かに佐藤選手の打撃はいろいろな意味で魅力的。ただ、私が今、最も注目しているのはこの3人ではありません。佐藤選手と同じ阪神の新人で、ショートの定位置を木浪聖也選手(先発11試合)、巨人から移籍の山本泰寛選手(先発6試合)と争う、中野拓夢選手(先発11試合)です。

 山形県出身の25歳で、日大山形高-東北福祉大-三菱自動車岡崎を経てのプロ入り。そんな彼を初めて見たのは・・・

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井端弘和 野球の“極意”

井端弘和 野球の“極意”

中日・巨人で活躍した名手がプロの技術・判断などについて深く掘り下げるコラム!

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