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裏方お仕事奮闘記

ロッテ広報室・和中一真 元球児が求めた新天地「野球の現場の楽しさと“難しさ”を感じています」

 

一念発起の転職だ。今年1月1日付けで入社。昨年まで吉本興業で、お笑いタレントのダウンタウン・浜田雅功氏や、トータルテンボスのマネジャー業を務めていたが、高校まで白球を追いかけた元球児は、意を決してあこがれの野球界へ。そんな新天地では、楽しさと同時に“難しさ”も痛感していると言う。
取材・構成=鶴田成秀 写真=BBM

広報室/1年目


不思議な縁


 決して積極的に転職活動に励んだわけではない。芸能界からプロ野球界へ。業界をまたぐ転職は、人とのつながりがあったから。不思議な縁が、新天地へと導いた。

 大阪で育った私は小学生から野球を始めたこともあって、もともとは近鉄ファンなんですが(笑)、それ以上に野球が大好き。高校まで野球を続け、ポジションはピッチャーでした。ただ、今思うと、野球をしていたころから表だって何かをするより、根っからの“裏方気質”だったのかなとも思うんです。大した選手ではなかったこともあって、レギュラーの選手から「ちょっとバッティング見てや!」と言われることも多かったんですよね。大学3年に就職活動をするときに、そんなことを思い出し「誰かのサポートをするのが自分には向いているのかな」と。もともと芸能界にも興味があったので、大学卒業後は吉本興業に入社してマネジャー業に就きました。

 吉本興業に入社して3年目か4年目のこと。マリンスタジアムに観戦に行った際に・・・

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