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ヤクルト・村上宗隆 バッティングフォーム解析(解説:真中満) 「体の芯をブラさずに、力をため切った状態でボールを待つことができている」

 

ここでは真中満氏に、連続写真を見ながら村上の打撃フォームを分析してもらった。「率も長打も残せる」と、若き主砲のフォームを“最強”と形容した。









シンプルだから飛ばせる


 構えでは、体重を後ろの左足6、右足4くらいの割合で、非常にシンプルに構えています。投手がクイックで投げてきても、いつボールが来ても対応できるような、隙のない待ち方だと思います。

 バット、グリップの位置も素晴らしいと思います。バットを前に持ち過ぎていたり、下に構え過ぎると、相手投手のモーションによっては、バットをトップの位置に持っていくまでに時間がかかることがあります。これも、シンプルな構えですよね。写真7のあたりで右足を上げたときも・・・

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