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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「いい選手がいたら勝てる?  いい選手を作れ! 『栄光の巨人軍』のユニフォームが似合う選手とは?」

 

吉川は二番が適任



 交流戦たけなわだが、野球がヘタで見ていられない。選手の安全を考えてやっていることがことごとく逆効果。つまり、人間の横着を増進させるような環境ばかり作っているのだ。人工芝しかり、ボールが当たっても痛くないプロテクターしかり。水分は摂り放題。捕りやすさを最優先に作られたはずのグラブが、球が収まった次の瞬間にこぼれ落ちるというのはどういうことか。

 報道によれば、巨人が山口俊(ジャイアンツ傘下サクラメント)を獲得する方向だという。メジャーがいいと言って一度飛び出した人間をまた取りにいくとは、なんと情けない巨人になったのかと思う。

 西武との3連戦(6月1〜3日)では4点も先行しておきながら同点引き分けが2試合もあった。巨人らしい野球が一つもできていない。随所にチャンスがありながら生かせない。それで、あれが足らん、これが足らんと言っていたらキリがない。

 吉川尚輝が三番を打っているが(6月10日のオリックス戦で死球を受け、左手中指骨折)・・・

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