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著名人が明かす野球愛

ヤクルト推し!松嵜麗(声優) 「優勝できない位置じゃない!」

 

各界で活躍する著名人の方々に、自身の“野球愛”を明かしてもらう連載。今回登場するのは、熱狂的なヤクルトファンで、神宮球場にも足しげく通う松嵜麗さんだ。長年応援し続けているからこそ、チームの優勝を、誰よりも強く願っている。そんな松嵜さんのスワローズ愛を、あますことなく語ってもらった。
取材・構成=依田真衣子 写真=本人提供、BBM

2019年に行われたスワローズドリームゲームも観戦。高津臣吾監督や古田敦也氏が現役だったころからスワローズを応援している


きっかけは高津さん


 私がヤクルトファンになったきっかけは、高津臣吾監督が現役時代に出演していたバラエティ番組がきっかけでした。だからこそ、高津さんが監督に就任した際は複雑な思いでした。背番号22で指揮を執ることへのファンとしてうれしい気持ちと、22を背負える選手がいない寂しさが混ざり合って。それに、監督になるということは、負けた際の矛先はすべて監督。監督になるとゲッソリしてしまう方もいるので、高津さんのそんな姿も、たたかれる姿も見たくないなーって。

 昨季は最下位に終わりましたけど、今季は大健闘していますよね。若手を育てようとしているのもすごく見ていて伝わります! もちろん、その日その日の試合も大事にされていると思うんですけど、未来のことも考えての采配だなぁと感じますね。

 実は高津さんとは、お話したことがあるんです。2016年のキャンプにお邪魔して。でもそのとき「ファンなんです」なんて伝えるのはおこがましいなと思って、さりげなく近くの椅子に高津監督のユニフォームを掛けてアピールしておいたんです(笑)。そうしたら、なんと気付いてくださって! サインも書いてくださったんですよ! サインをもらうのもおこがましいと思っていたので、ペンも持っていなかったんですけど、高津さん自らペンを探してくださって。「や、優しい〜〜!!」って涙、涙でした! 今年は監督として、高津さんが胴上げされるところが見たいですね〜!

 私としては、現在3位という位置に、正直とても驚いているんです(笑)。昨季は先発が1回から炎上することも多く、先発は5回もたないのが当たり前、みたいな試合が続いてリリーフに負担がかかって。開幕当初の6月は2位でしたけど・・・

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