2年ぶりに開催されたMLBのホームランダービーとオールスターゲーム(現地時間7月12、13日)。全米から大きな注目を集める二刀流・大谷翔平が、91回の歴史を誇る夏の祭典の、ルールを変えた。「一番・DH」ながら「先発投手」としてマウンドへ。MVPは逃したが、リアル二刀流をこなし「大谷のための、大谷によるミッドサマー・クラシック」として全米中、いや世界中を沸かせた。 写真=Getty Images 出た150m弾&160キロ!
この2日間をどれだけのメジャーファンが待ち望んでいたか――。まさにMidsummer Classic(夏の祭典)。大谷翔平による、大谷翔平のための「SHO-TIME」と言える2021年のMLBオールスターだった。
「信じられないパフォーマンス。球界にとっても素晴らしいし、国際的にも貢献してくれている」と最大限の賛辞を送ったのはロブ・マンフレッドMLBコミッショナーだ。
ファン投票でDHとして選出され、選手間では投手として選ばれた。サミー・ソーサ以来となる前半戦だけで33本塁打を放った長打力と先発として160キロ近い真っすぐと鋭く落ちるスプリットで4勝を挙げた二刀流は、全米中を熱狂させたのだ。
オールスターでもそのパワーを見たい……。その期待に大谷自身も・・・
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