週刊ベースボールONLINE

MLB特集 二刀流が行く

エンゼルス・大谷翔平 誰も見たことがない領域へ「あまり気負うことなく、打席の中でしっかり自分の打席を作れればいい」

 

投手でありながらMLBトップの本塁打数41を誇っている。先発で投げた翌日も一番打者としてラインアップに入りホームランをかっ飛ばす。投げては8勝1敗で、投手がうらやむ100マイル(約161キロ)を投げ抑え込む。まさに世界のスーパースターとなった大谷翔平の現在地を見ていこう。
※成績は現地時間8月29日現在 写真=Getty Images

現地時間8月26日のオリオールズ戦で先頭打者本塁打を放った。これが41号本塁打だが、7試合ぶりの一発で8月は4本のみと疲れも見える


 シーズンが進めば進むほど、新記録が作られていく。現地時間8月29日のパドレス戦に二番・DHで先発出場した大谷翔平。5回一死からの打席で四球を選び出塁。すかさず20個目の盗塁を決め、エンゼルス史上初となる40本塁打&20盗塁を記録した。

 ア・リーグでは2011年のカーティス・グランダーソン以来10年ぶりの達成となった。これまでア・リーグで8月までに「40&20」を達成したのは1999年のケン・グリフィー・ジュニア、07年のアレックス・ロドリゲスの2人だけ。史上3人目の快挙となった。「非常に感銘を受けるよ。投手もやっているのだからね」とジョー・マドン監督も笑顔で称える。

 試合に出場すれば何かの記録を作ってしまう。全米中が、前代未聞のプレーに熱狂している中で・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング