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終盤戦の焦点 埋まった2021年のラストピース

目立つ原巨人の積極補強 開幕後の12球団IN&OUT一覧

 

巨人に復帰した山口俊


 新型コロナ禍と東京オリンピックによる中断もあり、例年の7月末より遅くなっていたトレード期限が8月末に終了した(開幕が大きく遅れた前年は9月末だった)。

 開幕後の動きをチーム別で見ると、クローズアップしたロッテに加え、巨人が目立つ。前年も開幕後、楽天からZ・ウィーラー高梨雄平を獲得し、優勝の要因となったが、今季はチーム内での“補強”がメーンで、育成からの支配下登録が5人と12球団最多となっている。さらにポスティングシステムを行使し、MLBに渡った山口俊が自由契約となると、6月10日に契約、日本ハムで暴力事件を起こし出場停止中だった中田翔を8月20日に無償トレードで獲得。全権を担う原辰徳監督らしい素早い決断もあった。

 やむを得ぬ動きは・・・

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