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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第71回「振れてないようで振れているものは何?」

 

スローイングがシュート回転する傾向があった若手時代の古田


何で見せちゃうの?


 では、今週もダンプのリード術の続きです。そうそう、リードと配球の違いって分かりますか。一緒にしちゃう人が多いんですが、リードは、もっと全体的なことです。それこそ投手が投げやすい構え、捕球からすべてですね。

 それに例えば、データとして外角低めが苦手なバッターがいるとします。でも、じゃあ、そこに配球すればいいかというと、そう簡単じゃない。そもそも、そこにしっかり投げられるコントロールがあるかどうかがまずあります。投げられたとしても、狙ったことで置きにいくような棒球になるなら、むしろアバウトな構えで投手を気持ちよく投げさせたほうがよかったりもします。

 前後の打席、追い込み方もあるでしょう。いろいろあって一言では言い表せないんですが、元も子もないことを言えば、要はヒットを打たれない、ホームランを打たれないことです。逆に言えば、何も考えていなくても打たれなきゃ、いいキャッチャーと言われます。

 そうだ、ここでクイズです。「振れてないようで振れていて、振れているようで振れていないもの」って何だか分かりますか。リードと関係あるのか? もちろんあります。言ったでしょ、いろいろあるって。投手を導くことは、すべてリードの一部と言っていいと思います。

 ここまで言ったらもう簡単でしょ。ピッチャーが振るのはクビか腕しかないですからね。答えはクビ……いや、ウソです。腕です(笑)。

 ピッチャーはどんな球種でも腕を振ることが大事ってよく言われますよね。真っすぐと同じような腕の振りで変化球を投げれば打者が分かりにくいって。でもね・・・

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