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MLB特集 二刀流が行く

エンゼルス・大谷翔平 今回も快挙達成ならず ベーブ・ルース以来103年ぶりの記録は持ち越し「(来年は)つらい9月を過ごしたくないので、来年頑張れるように。残り試合で頑張りたい」

 

10奪三振の快投も快挙は持ち越しに──現地時間9月19日のアスレチックス戦に先発した大谷翔平。8回10奪三振2失点の好投も、味方が点を奪えず勝利はつかず。103年ぶりの2ケタ勝利&2ケタ本塁打達成は、次回登板にお預けになった。
写真=Getty Images

大谷翔平[エンゼルス/投手・DH]


 全身全霊で投げ込んだ108球目。スプリットが真ん中低めに落ち、チャップマンが空振りすると、ガッツポーズをしながら雄たけびを上げた。チームの逆転を願いながら8回5安打2失点10奪三振の快投だった。しかし、0対2の場面で降板したため、103年ぶりの快挙はお預けに。試合は9回裏に同点に追いつき大谷翔平の負けは消えたが、チームは延長10回、2対3で敗戦となった。

「全体的にコマンド(制球)が良かったです。打たれたのが本塁打になっているので。そこら辺は前回に続いて反省点かなと思います」

 15日の試合前練習時のキャッチボールで右ヒジに張りを感じた。そのため18日の同戦登板を回避していた。しかし、その18日の試合前にはブルペンへ入り軽い投球練習を行った。これで今季登板なし、という最悪の状況はなくなり・・・

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