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MLB特集 二刀流が行く

大谷翔平 2021年プレーバック リアル二刀流が走り抜けた【走塁部門】

 

シーズン途中から“MVP”コール大谷翔平へ送られた。この男が成し遂げた偉大な成績とパフォーマンスによるものだ。投打、そして足でメジャートップの数字をたたき出し、今季のMLBの顔になった。圧巻の1年を振り返る
取材・構成=樋口浩一 写真=Getty Images

【大谷翔平2021走塁記録】
8三塁打26盗塁

ケガを恐れることなくチームの勝利のため、果敢にホームへ突っ込む大谷。1年間同じ気持ちで走り続けた


一つでも先へ、チーム最速勝利のため走り続けた


 193センチ95キロ、40発以上の本塁打を放つスラッガー。さらに中6日で160キロの真っすぐを投げ、三振奪取率10を超える投手が盗塁を26個も決めるとは誰も思わない。しかし、大谷は何のためらいもなく走り続けた。

 1993年のバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)は46本塁打を放ち29盗塁を記録。この年ホームラン王を獲得しているが・・・

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