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激闘クライマックス

東京ヤクルトスワローズ×阪神タイガース 燕の勢いか、それとも虎の執念か。

 

まさかの展開だ。優勝にひた走っていたヤクルトが足踏みをし、対して2位の阪神が執念の戦いでジワジワと差を詰めた。燕有利は変わらぬが、果たして奇跡は起きるか。(10月26日ヤクルトの優勝が決定)
(情報はすべて10月24日現在)

左:20日の阪神戦[甲子園]で好投したヤクルトの高橋奎二。試合は0対0の引き分けだった[写真=早浪章弘]
右:10月24日の広島戦[マツダ広島]の2回に先制の3ランを放った阪神・佐藤輝明がガッツポーズ[写真=前島進]


互いに絶体絶命のピンチからの“生還”


 10月24日の日曜日、停滞していた戦線が活発に動き始めた。

 導火線に火をつけたのは、阪神の新人・佐藤輝明だ。デーゲームで行われたマツダ広島での広島戦。0対0の2回表、一死一、三塁で打席に入ると、九里亜蓮からライトスタンド上段に先制の24号3ラン。これがなんと66日ぶりの一発だった。試合は同じく新人、先発・伊藤将司の好投もあって7対2で快勝。阪神は2分けを挟み、4連勝となった。

 久びさのヒーローインタビューで・・・

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