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週間記録室2021

オリックス・山本由伸 15連勝(週間記録室/10月25日〜10月30日)

 

熱戦のプロ野球、10月25日から10月30日の期間で出た主な記録をピックアップする。

30日の最終戦で10勝目を挙げた日本ハム伊藤大海[右]と、この試合が10年間の任期のラストゲームとなった栗山英樹監督。通算684勝は球団監督歴代最多勝利


B山本15連勝


 10月25日の楽天戦(楽天生命パーク)で、オリックス山本由伸が完封で自身15連勝、18勝目。過去シーズン15連勝以上は山本を含め、10度目(最長は2013年、楽天の田中将大で24連勝)。球団では並んでいた米田哲也(1973年、阪急時代)を抜き、単独の最長記録に。オリックスはこれが最終戦だが、山本はこの時点で最多勝、最優秀防御率(1.39)、最高勝率(.783)、最多奪三振(206)、最多完封(4)をほぼ確定させた。過去の投手5冠は37年春の沢村栄治(巨人)、38年秋のスタルヒン(巨人)、43年の藤本英雄(巨人)、54年の杉下茂(中日)、59年の杉浦忠(南海)、81年の江川卓(巨人)、06年の斉藤和巳(ソフトバンク)となっている(5冠はその後、確定)

ヤクルト優勝


 10月26日、ヤクルトDeNAに5対1で勝利(横浜)。その後、2位阪神が中日に0対4で敗れたため(甲子園)、15年以来、6年ぶり8度目のリーグ優勝を決めた。前年最下位からの優勝は前回優勝の15年を含め、のべ8度目で2度目は初だった。

DB牧、35二塁打


 10月26日のヤクルト戦(横浜)で・・・

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