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データで考えるプロ野球

過去、CSに強かった選手は誰? 今季出場チームでは、涌井、浅村の楽天勢が好結果

 

プロ野球は11月6日からCS(クライマックスシリーズ)に入る。通算個人成績には反映されないこともあり、振り返られることが少ないが、この短期決戦でこれまで実績を残しているのはどの選手か。過去の成績とともに、今季出場するチームの選手をクローズアップしてみた(パ・リーグは2004〜06年のプレーオフも含む)。
データ・文=永山智浩

CSで最も多く勝利を挙げているのは、今季は阪神に所属し、先ごろ引退を表明した中田賢一。2007年には、阪神、巨人に連勝して、中日を日本シリーズへと導いた


巨人は17年を除きすべて出場 今季のパは出場少ない3球団


 11月6日からクライマックスシリーズ(以下CS)がスタートする。昨年はパ・リーグは1位と2位の対戦のみで、セ・リーグは開催を見送ったため、3チームでの施行は2年ぶりとなる。

勝敗のカッコ内はアドバンテージ、20年のパ・リーグはファイナルステージのみで3勝先勝


 セはヤクルト、阪神、巨人の3球団。ヤクルトは3年ぶり6度目の進出で、優勝した2015年に日本シリーズに出場。そのほかファイナルには11年(2位)に進出している。阪神は2年ぶり(2回連続)8度目の進出。初年度の07年から13年まで4連続でファーストステージ敗退。ところが2位で進出した14年はファーストステージで広島に1勝1分け。優勝した巨人に対しても(アドバンテージの1敗のあと)4連勝し日本シリーズに駒を進めた。巨人は常連で17年以外はすべてに出場し今年は13度目。ただしリーグ優勝した07年は中日、14年は阪神に敗れ日本シリーズには進めず、シリーズ進出は5度だ。

 一方、パ・リーグは出場回数が少ない3チームが今年は勝ち上がってきた。ロッテは・・・

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