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MLB通信 WORLD SERIES 2021

ブレーブスが26年ぶり4度目の世界一に!!

 

強打のアストロズか、総合力のブレーブスか。2年ぶりにホーム&アウェイで行われたワールド・シリーズ。白熱した試合が期待されたが、第1戦で先頭打者本塁打が出たブレーブスが勢いに乗り、4勝2敗で勝利。1995年以来26年ぶり4度目の世界一に輝いた。シリーズMVPは、球団タイ記録となるシリーズ3本塁打を放ったホルヘ・ソレアが獲得した。
写真=Getty Images

26年ぶりの世界一に輝いたブレーブスナイン。選手たちが我れ先にとマウンドへ。なぜかバットボーイも……


効果的な本塁打で世界一へ


 ソレアに始まり、ソレアで終わったワールド・シリーズだった。第1戦は3球目でいきなり試合が動いた。先攻のブレーブス一番・DH、ホルヘ・ソレアが打席に入る。2ボールからの3球目、94マイル(151キロ)、内角寄りの真ん中に来たボールを強振。打球はアッという間に左翼スタンドへ飛び込む先頭打者ホームラン。ブレーブスが先制した。

「記録(最速本塁打)のことは、言われるまで知らなかったよ。私と私の家族にとってベリーハッピーだ」と喜んだ。地区シリーズ中に新型コロナウイルスに感染し、故障者リスト入り。ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは第5戦からぶっつけ本番。そしてワールド・シリーズへ勢いを付けて臨んだ。

 この一発に触発されるように、この回さらに1点を加えると、2回に1点、3回に2点と小刻みに点数を積み重ね終わってみれば、強力打線のアストロズを相手に6対2の快勝を収めた。翌第2戦はアストロズが7対2で勝利し1勝1敗とした。しかし・・・

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