11月20日、パ・リーグ王者のオリックスと、セ・リーグ王者のヤクルトによる日本シリーズが京セラドームで開幕した。前年まで2年連続最下位に沈んでいた球団同士による史上初めての頂上決戦、第1戦はオリックスの劇的なサヨナラ勝利で幕を開けたが、果たして、4戦先勝のシリーズを制するのは? 写真=榎本郁也、早浪章弘、小山真司、毛受亮介 第1戦は2点ビハインドの9回裏に試合を引っくり返したオリックスが先勝。3対3から吉田正尚が中越えにサヨナラの適時二塁打を放った
11/20(土) 第1戦@京セラドーム 18:00開始 3時間46分 1万9297人 オリックス4x-3ヤクルト [ヤ]P奥川、清水、○マクガフ-C中村
[オ]P山本、吉田凌、ヒギンス、●比嘉-C若月、伏見
[本]モヤ(オ/7回裏ソロ)、村上(ヤ/8回表2ラン)
あきらめない執念が呼んだサヨナラ
日本一を懸けた頂上決戦が、ついに幕を開けた。11月20日の京セラドームは、試合開始前から熱気を帯びていた。早くから多くのファンが球場に詰めかけ、球場売店も大盛況だ。
「日本シリーズだからいいよね」と、ビールを買うオリックスファンの夫婦がから揚げを追加注文。25年ぶり出場の興奮に、財布のヒモも緩みっぱなしだ。
もちろん、試合でもファンを熱くさせた。運命の第1戦・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン