12球団それぞれの2021年を回顧するシリーズがスタート。第1回は三浦大輔監督1年目のDeNAだ。打率、得点はリーグ2位と攻撃陣は機能したものの、肝心の投手陣が誤算続き。先発、リリーフともに安定せず、足を引っ張り、チームは6年ぶりの最下位に沈んだ。 [2021年成績]※成績部分の()内数字はリーグ順位 54勝73敗16分 勝率.425
559得点(2)、624失点(6)、打率.258(2)、73失策(3)
136本塁打(3)、31盗塁(6)、防御率4.15(6)

投手力が安定せず、苦しいシーズンを送った三浦監督[中央]
屈辱の4月10連敗
球団の生え抜き投手としては45年ぶりとなる「ハマの番長」の監督就任ということもあり話題を集めたが、三浦大輔監督の就任1年目は失望の多いシーズンに終わった。開幕から引き分けを挟んで6連敗。9試合目にようやくシーズン1勝目を挙げるも、波に乗れずに4月は10連敗の屈辱を味わった。5月にも5連敗を喫するなどシーズン序盤で大きく借金を抱え込み、そこからの浮上は叶わなかった。最終的な借金は19。
中畑清監督時代の2015年以来、6年ぶりの最下位で期待を裏切る結果となった。
コロナ禍の影響でエスコバー(
エドウィン・エスコバー)、ソト(
ネフタリ・ソト)、
オースティンといった主力外国人選手の合流が遅れたという一面はあるにせよ、影響を受けたのはDeNAだけではない。苦戦の要因の一つではあるが、言い訳にはならないだろう。
最大の誤算は・・・
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