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2021プロ野球総決算号

【2021惜別球人】巨人・亀井善行、大竹寛、野上亮磨/野球を愛した男たち

 

昨年も多くの選手が野球人生に終止符を打つ決断を下した。野球を愛し、球界を盛り上げた男たち。白球にかけた、尊い野球人生を振り返っていく。
※経歴の[]内数字はドラフト順位。

亀井善行「守備に関しては譲れないところもありました」



 その名を知られるようになったのは、2009年開幕前のWBCメンバーに名を連ねたときだ。前年、96試合に出場して終盤戦は五番を任されるなど、ブレークの兆しを見せていたが、日本代表監督を務めた巨人監督の原辰徳に守備力の高さを買われ、スーパーサブとしてベンチ入り。「正直、嫌でした」と笑うが、超一流から多くを学びつつ、世界一メンバーの仲間入りを果たした。

 帰国後は結果的にキャリアハイとなる142安打、25本塁打、71打点、打率.290をマーク。守ってはゴールデン・グラブ賞を獲得。ポジショニングにこだわり、難しい当たりを、さもイージーに処理することを美学とした。「今でも守備に関しては誰にも負けていない」と頼もしく、今季より一軍外野守備兼走塁コーチとしてその働きに期待が掛かる。

 しかし、次々に強力なライバルが加入するチームにあって、10年以降は定位置をつかみ切れない。ただ、原監督が「困ったときの亀井頼み」と話すように、先発として、代打の切り札として、外野の守備固めとして信頼され、チームを支え続けた。

 30代半ばになってからの活躍も著しく、18&19年と規定打席をクリア。「使いべりしていない」と笑うが、勝負強さも持ち合わせており、09、13、19年の日本シリーズでは優秀選手賞、特別賞、敢闘賞を受賞。昨季は開幕戦史上初の代打サヨナラ弾を放つなど、通算9度のサヨナラ打を誇った。最後は2020年に痛めた左股関節、左足内転筋の状態が好転することなく、「自分の打撃ができない」とユニフォームを脱ぐ決断を下したのは残念だった。

【経歴】
■巨人05[4]
■1413試合、1069安打、101本塁打、462打点、61盗塁、打率.257。
■ゴールデン・グラブ09

大竹寛「(ファンの皆さんの)声援は一生忘れません」


 広島では・・・

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