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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第85回「キャンプで1時間見とれた鈴木尚典のバッティング」

 

王のような打撃をしていたという鈴木


魔法の背面スイング?


 この間、テレビを見ていたら、ものすごいものを見ましたよ。アメリカの映像でしたが、右打者が左打席で打つんです。えっ、スイッチヒッター? ブルブルブル(と首を振る)、違います。右打ちの打者が左打席に入り、ホームベースに背中を向けて構えて、投げてきた球をキャッチャー寄りに回転しながら打ち返すんです。サーカスみたいですよね。久しぶりにびっくりしました。球から1回、目を切って打つんですが、それでもパカパカといい当たりをしていましたしね。

 番組で、これを巨人の松原(松原聖弥)の兄だったか、弟だったかのタレント(松原ゆい)がやったんですよ。ちょっと待ってください。メモを見ますから……。ああ、兄ですね、兄。最近、話さなきゃならんと思ったことをメモしてるんですよ。で、松原の兄ちゃんは何球か分からんけど、しばらくはまったく当たらんかったのですが、突然、2球連続でいい当たりをした。

 そのときのスイングが今風なんですよ。ヘッドを返さないスイングです。バットを棒のように振るというのかな。これについては僕なりに分析した話もあるんで、今度また。できたら、その前にYou Tubeか何かで見といてください。番組名? 忘れました。それはメモしなかったんで(笑)。

 今回もちょろりと日本シリーズの話をしておきましょうか。第6戦(ほっと神戸)の5回裏、オリックスが1点リードされた場面で、福田(福田周平)が2-2からのフォークを詰まってレフト前に運んだときです・・・

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