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NPBアワード 小社選定『ビッグホープ賞』 受賞者インタビュー

阪神・村上頌樹 必ず一軍で結果を出す「一軍で活躍しないとプロ野球選手ではない」

 

ここからは小社選定の『ビッグホープ賞』のインタビューを紹介する。ウエスタンの受賞者は10勝1敗という抜群の安定感でファーム日本一にも貢献した技巧派右腕だ。二軍ではルーキーながら先発の柱として活躍も、一軍では厳しい洗礼を受けた。2022年は二軍ではなく一軍で先発ローテに入ることを誓った。
取材・構成=椎屋博幸 写真=BBM

ファーム日本選手権でも先発し、日本一にも貢献。それでもオフに技術を向上させ、22年は一軍の先発ローテに入ることを目指していく


うれしさ少し悔しさいっぱい


 二軍では試したいことが試合で発揮できる。気が付けば10勝し、しかも1敗のみ。一軍への下地はできていたはずだった。しかし、2度のチャンスを生かせず。受賞したことはうれしいが、それ以上に自分の実力不足を痛感し、何が必要なのか知ることができたルーキー年だった。

――ファームでは素晴らしい成績を残しました。しかし一軍の2度の先発機会は苦い経験となりました。

村上 ファームでは10勝(1敗)できたのですが、一軍では悔しい思いをしました。その中でルーキーイヤーの1年間は、しっかりトレーニングを積んで、投球フォームを固めていきました。

――そのトレーニングを積みながら10勝できた要因は何だったのでしょう。

村上 試合の中でいろいろなことを試していき、成功していくことで自信となって、勝っていったのではないかなと思います。

――具体的に試したこととは。

村上 一番は・・・

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