わずかな違いも大きな違いだ。選手の思考を垣間見るため写真の一コマを比べて考察する企画の第2回は打者の「トップの位置」。通称“パワーポジション”とも呼ばれ、インパクトまでのアプローチを大きく左右する各打者のトップの位置を徹底チェック! さあ、違いは何だ? 【右打者編】はこちら タイプ別で傾向あり!?
パワーポジションとも呼ばれるように、最も力を発揮できる位置がトップ。スイングの開始位置でもあるため、バットの軌道とも大きく関係し、高低さまざまな位置でトップを取っていることが並べた写真からも分かる。
まずは左打者から見ていこう。上画像の左が阪神・佐藤輝明の昨季の写真で、右の写真が今季のもの。昨年よりもトップの位置は低くて浅くなっているのはインサイドアウトのスイングを考え、バットを体の軸中心で回したいから。昨季真っすぐに振り遅れる傾向があったための対策でもある。それでも高い位置にトップをつくっているのは、パワーヒッターならでは。助っ人砲の
ロッテ・
マーティンと、ほぼ同じ高さだ。高い位置からスイングすることで・・・
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