鋭い打球か、当たり損ないか、はたまた右か左か。どんな打球にも対応するため、準備は欠かせない。特に内野の要とも呼ばれる遊撃手は、一塁までの距離が長く、守備範囲も広大とあって、“一歩目”がアウト、セーフを大きく分ける。そこで今回は、遊撃手の構えを徹底チェック。一軍で遊撃の位置に就くトップ選手たちの意識を構えの姿勢から垣間見ていこう。 【パ・リーグ編】はこちら ※22年の守備率は5月15日現在、年齢は22年の満年齢 
坂本勇人[巨人/34歳]21年守備率_.991、22年守備率_.962
静→動ではなく動→動
俊敏かつ堅実に。ムダは許されない遊撃守備において、打球に対する“1歩目”の早さは必要不可欠。長きにわたって遊撃を守る巨人・坂本勇人の構えを見ても、その意識が感じられる。だらりと両腕をたらして腰の高さも高過ぎず低過ぎず。自然体で“脱力”を感じさせている。
対して低い姿勢なのが
中日・
京田陽太だ。右手はヒザに、グラブは地面に着けて目線を下げるのは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン