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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「小林誠司の打力が物足りないなら、コーチが打てるようにさせればいいではないか」

 

スポーツ賭博の前に、やることは山ほどある



 経済産業省が、スポーツの試合結果などを賭けの対象にするスポーツベッティング(賭博)の解禁に向けて素案を取りまとめた、というニュースが波紋を広げた。

 スポーツに賭けなど持ち込んだらろくなことはない。政府は新型コロナウイルス一つ退治できていないのに、何を言っているのか。野球界もやるべきことがまだまだある。

 巨人は西武との交流戦を1勝2敗で負け越した。3連戦の初戦は5回終了時点で4対2とリードしながら最終的に4対9とひっくり返された。問題はどこにあるのか。投手コーチが悪い。監督にはもっと責任がある。

 あの試合は今季契約したマット・アンドリースが先発。助っ人を獲ってくると、自前の選手が冷や飯を食わされるだけだ。前の年に1年間頑張った人間をさし置いて外国人を使う。新しいもの好きにも程がある。

 私がヤクルト監督時代のオーナー、松園尚巳さんは本当のことを言った。

「縁があってウチに来た選手を一人前にして勝ってくれ」

 巨人の若手には希望がない。そんな巨人を擁護するマスコミも情けない。マスコミが情けないというのは・・・

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