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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第109回「試合を見ていて巨人が心配になりました」

 

クセ者だったヤクルトの大塚。右は三原脩監督


バント処理練習してるの?


 いやあ、毎日、暑いですね。そちらは、クーラーがあって、さぞ涼しいんでしょうな。僕の仕事部屋は、風はビュンビュン通るけど、クーラーがないんでホント暑い。氷を持ってきても溶けちゃうし、水もすぐぬるくなるんで大変です。下の部屋にはクーラーがあるんですが、そこでずっと野球を見ているとカミさんに怒られるんです(苦笑)。

 仕方ないから、この週末は汗だくになりながらヤクルト-巨人の3連戦(神宮。6月24〜26日)を見てました。いやはや、すさまじかったですね。暑い中、あんだけ点の取り合いになると、選手はさぞ疲れただろうと思います。ご苦労さまです。

 26日のゲームも点の取り合いになって、最後はヤクルトが11対10で勝ちましたが、ジャイアンツにしたら7回に8対7とした場面で絶対に勝たなきゃいけない試合でしたよね。流れもそうだったし、もうヤクルトに10ゲーム差をつけられてましたから、原(原辰徳)監督も絶対、負けられない試合と思っていたはずです。V9時代の巨人なら打てるだけの手をすべて打って勝ちにきたはずです。

 でも……今の巨人はまったく違いますね。その裏、先発でダメだった赤星(赤星優志)を使って同点にされて、さらなる問題は8回裏です。赤星がいきなり先頭に四球を出して平内(平内龍太)に代わり、次のバント処理がひどかった。平内がやや一塁寄りの球をフットワークを使わないで投げようとしたことで左足が大きく開いて体勢を崩し、そこから慌てて投げて悪送球です。ちゃんとバント処理の練習をさせてるんですかね。何だか心配になってきました。

 そのあと、さらに気になったのは・・・

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