週刊ベースボールONLINE

2022MLB オールスターゲーム

大谷翔平が初球スイング宣言で初ヒット ア・リーグが逆転で勝利「この先、何回も選ばれたいし、何回もこういう場所でプレーしたい」(大谷)

 

42年ぶりにドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行われたオールスター。「ドジャース=42」と言えばジャッキー・ロビンソン。その42に掛けるイベントも多数行われる中、今回は打者のみで出場した大谷翔平は「初球打ち宣言」。試合は投手戦の中、ア・リーグが2本の本塁打で逆転し勝利した。
文=樋口浩一 写真=Getty Images

打席に入る直前に初球打ち宣言。バットを折りながらも、センター前に運んだ大谷


けん制死はご愛敬!?


 ネクストサークル上で堂々の宣言だった。1回表、ア・リーグの一番・指名打者としてエンゼルスの大谷翔平が登場。打席に向う際、テレビのインタビューに「First Pitch,Full Swing, That’s It(初球、フルスイング、それだけ)」と答え、ナ・リーグ先発のクレイトン・カーショー(ドジャース)に相対した。

 第1球は外角の真っすぐ。宣言どおり振り抜くと、打球は中前に落ちた。初出場だった昨年は2打数無安打。これが自身オールスター初安打となった。

「できればいい当たりか空振りか、どちらかくらいがいいと思ったが、一番中途半端な打球だった」と大谷。続けて「どんな形であれ、ヒットが出るか出ないかはもちろん違う。この先、何回も選ばれたいし、何回もこういう場所でプレーしたい。そこで1本出るかどうかは全然違うかなと思う」と振り返った。

 もっとも次打者アーロン・ジャッジ(ヤンキース)のとき・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング