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ヤクルト・村上宗隆 数字が示す驚異の成長速度 燕の主砲に加わった“強さ”と“巧さ”

 

高卒5年目22歳という若さで三冠王達成に挑む村上宗隆。初の本塁打王を獲得した昨季からさらなる成長を遂げている。

2022年[写真左]の打撃フォームを見ると、21年[右]に比べバットのグリップの位置が下がっている。試行錯誤を日々重ねながら、理想の打撃フォームを追求していく


変化を恐れない


 まさに無双状態だ。昨季39本塁打を放ち初の本塁打王に輝いた村上だが、今季はすでに自己最多を更新する44本塁打を放つ活躍。残りシーズンでどこまで成績を伸ばすことができるか、期待は高まるばかりだ。

 今年1月には「すべてのタイトルを獲れるなら獲りたい」と堂々宣言。現在は打率、本塁打、打点、出塁率の4部門でリーグトップの数字を残し、安打数も1位に2本差の4位につけている。個人的な目標に掲げていた「打率3割、40本塁打、100打点」は本塁打と打点をすでにクリア。打率3割達成も可能性は高く、この目標も単なる通過点となりそうだ。

 三冠王の期待も高まる活躍を見せている村上だが・・・

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