週刊ベースボールONLINE

ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第119回「村上宗隆と対戦するならこんなことを考えます」

 

止まらない村上をダンプさんが止めるとしたら


損害賠償? 自己責任?


 メジャーの中継を見ていると、昔と比べてピッチャーの投げ方が変わってきましたね。より打者に近くというよりガッと真下に腕を振って、ボールに回転を掛けているというんですか。その勢いをさらにつけるためと、体のバランスを取るため、大谷(大谷翔平。エンゼルス)みたいに右足を少しひねるように跳ね上げる動きになる。これは整体を知っている人ならすぐ分かることです。

 え? 分からん? じゃあ、僕が実際にやってみましょうか(※立ち上がって大谷のフォームをマネするダンプさん。やや太めで、すでにいい年齢ではあるが、ダンプさんは選手のピッチングや打撃フォームをマネするのがすごくうまい)。

 こうです!……あ! 痛! ヒザをやっちゃった。こりゃ、ベースボールに損害賠償請求しないとね。え? 自己責任? 冗談で言っているんで、真顔で答えるのはやめてください(笑)。

 ついでだから、今回は昔話じゃなく、最近の話をもう少ししましょうか。今の話題はヤクルトの村上(村上宗隆)ですよね。前も言ったけど、内角のさばきはうまいし、外の球もバットの先のように見えるのに、芯に当たったみたいに飛んでいく。大変なバッターになったものです。

 ホームランバッターというのは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング