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MLB通信2022 躍動する日本人メジャー

エンゼルス・大谷翔平 ノーヒッター逃すも規定投球回まであと“1イニング”「三振を取ってベンチに戻るのが、チームにとってもファンの人にとっても、自分にとってもベストだった」

 

偉業達成か! という快投を見せた。8回二死までノーヒットノーラン。アメリカ中だけでなく日本のお昼の時間帯に中継を見ていたファンもテレビにくぎ付けの投球だった。
写真=Getty Images
成績は現地時間10月1日現在

真っすぐが調子が悪いと見るやスライダーを多投して8回二死まで無安打に抑えた


【投球成績】2022年_27試合15勝8敗、161回213振、防御率2.35
【打撃成績】2022年_154試合158安34本94点11盗、打率.275

 エンゼル・スタジアム全体の目がショート方向に注がれた。8回二死からアスレチックスの新人、コナー・カペルの打球が遊撃手、リバン・ソトの右側へ。必死にグラブを出したが弾かれ中前へ。この瞬間、大谷翔平のノーヒットノーランが途切れた。

「(コースが)高いなという印象。コンタクトされるとああいう間に飛ぶ打球が出てくる。2アウトでしたし、しっかりと三振でベンチに戻るっていうのがベストだった」

 8回までスライダーを駆使し10奪三振で無安打とアスレチックス打線を圧倒。カペルに対しても三振と投ゴロと完ぺきに抑えていた。そしてノーヒッターに向け、三振を狙いにいったスライダーが高めに浮き、バットを合わせられた。

 そのあとも・・・

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