先々週の阪神・岡田彰布監督、広島・新井貴浩監督に続いて、先週はロッテ・吉井理人監督、西武・松井稼頭央監督の就任会見が行われた。ともにパ・リーグで、それぞれ今季は5位、3位に終わったチームを率いる新指揮官。その言葉の端々から頂点への思いが透けて見える。 選手がプレーしやすい環境を整えながら、成長を促していくことも誓う[写真=榎本郁也]
目指すは「ワクワクするチーム」だ。10月18日、都内のホテルで西武・松井稼頭央監督の就任会見が行われた。日米通算2705安打を放った松井監督は2018年限りで現役を引退すると3年間二軍監督を務め、今年は一軍ヘッドコーチになり、
辻発彦前監督の傍らで“監督業”を学んでいった。着実に指導者のキャリアを積み、来季から満を持してチームを率いる。
今年はシーズン最終盤まで優勝争いを繰り広げたが最終的には3位に終わった。クライマックスシリーズ・ファーストステージで
ソフトバンクに2連敗。V奪回を果たすために何が足りないのか。松井監督の答えは明確だ。
「投手のレベルが上がってなかなか1点が取れない中、打線では・・・
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