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ソフトバンク・千賀滉大や日本ハム・近藤健介、西武・森友哉らの動向は? FA有資格者109人を公示

 

NPBは10月17日、2022年度のフリーエージェント(FA)有資格者名簿を公示した。国内FA権保有選手は44人、海外FA権保有選手は65人の計109人となる。日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日、祝日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝えれば行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から交渉が可能となる。

今オフFAの目玉と目される千賀[左]、近藤[中]、森[右]。どんな決断を下すのか


2022年度フリーエージェント有資格選手一覧

※情報は10月23日現在。▲は引退表明


 もっとも注目されているのが、海外FA権を手にした千賀滉大(ソフトバンク)だ。CSファイナルステージ敗退が決まった10月15日、「行使は絶対します」と明言。すでにカブスが興味を示すなど、メジャー球界でも「センガ」は大きな関心事に。2017年オフから熱望してきたメジャー移籍が実現することになりそうだ。

 また、海外FA権を保有している近藤健介(日本ハム)は23日、鎌ケ谷の球団練習施設で「悩んでいます」と行使について熟考中であることを明かした。新庄剛志監督からは残留へのラブコールを受けており、「ありがたいし、うれしい言葉」と感謝。どんな結論を出すのか。

 西武では外崎修汰が「生涯ライオンズ」と残留を宣言したが、森友哉の流出の可能性が残されている。宣言すれば、巨人オリックスDeNAなどが獲得に動くと見られており、強打の捕手を巡る争奪戦がスタートする。

 広島では野間峻祥西川龍馬がFA権を行使せず残留することが決定。西川は「決め手は新井さんです」と語ったように、新たに指揮官となった新井貴浩監督の存在が大きかったようだ。
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