週刊ベースボールONLINE

ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第125回「止まっていた車が突然……いたずら好きだった高木由一君」

 

高木はドラフト外入団からはい上がった苦労人でもあった


田口の肩甲骨


 まず、最近、ちょっと見かけることが増えた投手のフォームについて話してみましょう。

 じゃあ、まず立って普通にシャドーピッチングをしてください。う〜ん、バランス悪いな、ピッチャーやったことないでしょ(笑)。体を振るんじゃなく、最後は腕がひゅっと……。まあ、いいでしょ。写真を使うわけじゃないから(苦笑)。

 では、次に利き手をリラックスした状態で天井に向かって上げて、そこから腕を振ってみてください。どうです? 少し軽くなったでしょ。では、次は上げた腕の手首を前に曲げてください。これもリラックスして曲げ、そこから降ろして振ってください。さらに肩が軽く感じ、きれいに振れるはずです。

 最初は昔、巨人にいた杉内(杉内俊哉)からですかね。僕は整体を勉強したことで、こういう腕を上げる効果とかが理屈として分かってきたんですが、彼らはどんなきっかけで始めたんでしょうね。今度、調べておいてください。

 何で、こんな話から始めたかと言うと、リーグ優勝を決めたとき、ヤクルトの田口(田口麗斗)のお客さんをあおる体操みたいなものを見たからです。ファンからも仲間からも愛されてますね、彼は。ほんと巨人からヤクルトに行ってよかったんじゃないですか。

 ヤクルト3年目の今年も少し太ったようですが、あれを見ていたら・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング