無償トレードで5年ぶりの復帰となった長野、ソフトバンクを退団した松田が巨人への入団会見を行った。一方、FA市場の最大の目玉だった西武・森は、オリックスを新たな活躍の場に選んでいる。ストーブリーグはまだまだ加熱していきそうだ。 写真=大泉謙也、BBM ※年齢は2022年の満年齢 原監督[左]とともに「熱男ポーズ」を披露した松田
ベテランの力
覇権奪回に燃える巨人に2人のベテランが加わった。11月2日に
広島から無償トレードで5年ぶりの古巣復帰となった
長野久義と、ソフトバンクを今季限りで退団し、11月11日に契約締結が発表された
松田宣浩だ。ともに11月15日に都内で入団会見を行った。
まずは長野だ。
原辰徳監督とともに緊張した面持ちで壇上に上がると、「久しぶりにジャイアンツに復帰することになって楽しみ。今はやる気に満ちあふれている」と決意を語った。18年オフ、FAで獲得した
丸佳浩の人的補償として広島入り。当時を振り返って指揮官は「FA制度の28人プロテクトの中で、29人目だった」と明かした。指名されたことに「まさか、という気持ちがあった。仕方ないと思いつつ、今だから言えるが悔しい思いをした」と本心を語り、「待ちに待った7番、偶然ではなく必然だと思う」という言葉は親心でもあるだろう。
空き番号だった「7」を再び背負う長野は・・・
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