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【侍ジャパン】大谷翔平、MVP逃すもWBCへの出場を表明!

 

大谷翔平がWBC参戦を電撃的に表明した。2年連続MVP受賞は逃したものの、ファンの期待は高まるばかりだ。
写真= Getty Images、BBM

エンゼルス・大谷翔平


 アメリカ現地時間の11月17日、個人タイトルの最後を飾る両リーグのMVPが発表され、ナ・リーグはカージナルスのポール・ゴールドシュミット、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジが選出された。ア・リーグで2年連続の受賞を狙った大谷は2位となったが、ジャッジが30人中28人の1位票を集めたのに対し、大谷に1位票を投じたのは2人と大差をつけられた。

 ビッグニュースが大谷本人からもたらされたのは、MVP発表の前日だった。自身のインスタグラムでWBCへの参戦を表明したのだ。ファンへの感謝のメッセージに続き、「シーズン中よりお話しいただいていたWBCの出場に関しましては栗山監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただきました。各国の素晴らしい選手や5年ぶりに日本のファンの皆様の前で野球ができるのを楽しみにしています!!」と綴ったのだ。

再び栗山監督[右]の下でプレーする大谷。写真は2017年末のサヨナラセレモニー


 これに対し侍ジャパンの栗山英樹監督は、「大谷選手から直接、WBCへ出場する意向であるとの連絡があり、日の丸を背負う意義、侍ジャパンに対する魂を感じ、受け止めました」とコメント。17年オフに日本ハムを率いていた栗山監督が大谷をMLBに送り出して以来となる師弟コンビの復活となる。大谷自身にとっても、侍ジャパンへの参戦は16年の強化試合以来、国際大会への出場は15年のプレミア12以来となる。

 投手としてなのか、野手としてなのか、はたまた投打二刀流の起用があるのかはまだ不透明だが、日本にとって最大級の戦力となることは間違いない。大谷の参戦で、2009年以来の世界一奪還にまた一歩近づくことができるのか。いずれにしても、日本中の野球ファンの期待感がさらに高まったことは確かだ。

大谷が侍のユニフォームに袖を通すのは2016年以来となる


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