2023年の日本一に向けて、各球団とも新外国人を次々と獲得。元メジャー選手から、将来が楽しみな若手助っ人まで、それぞれが大活躍を夢見て来日するのだが、その前に、彼らの横顔を紹介していこう。この中から23年、大活躍する助っ人はどれだけ生まれるか――。 年齢は2022年12月19日現在。年俸は1ドル=140円換算の推定) 文=村田洋輔(MLB.jp 編集長) 写真= Getty Images 【パ・リーグ編】はこちら ヤクルト ライネル・エスピナル 先発候補で奪三振率は高め
先発ローテーションの一角として期待されている。平均150キロ前後の速球にチェンジアップとスライダーを交える。レッドソックス傘下3Aに所属していた2021年に11勝4敗、防御率3.44でメジャー・デビューを果たしたが、22年レッズでの2試合を含め、メジャーでは通算3試合登板のみ。22年はマイナー3Aでも5勝6敗、防御率5.50。奪三振率10.83。その一方で与四球率や被本塁打率が大きく悪化していた。三振を狙い過ぎないほうが好結果を残せるタイプか。なお、ヤンキース傘下の2019年7月にトミー・ジョン手術。
DeNA J.B.ウェンデルケン 6回の男として期待大
一時はアスレチックスのブルペンの主力として活躍していた右腕。キャリアハイは60試合制の2020年。21試合に登板し防御率1.80。しかし、21年は防御率4点台と安定感を欠きシーズン途中でダイヤモンドバックスへ。今季も29試合で防御率5.28。ピッチングは平均153キロ前後の速球を軸に、スライダーやチェンジアップを交える。16年にメジャー・デビューも、2017年にトミー・ジョン手術で全休。
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