週刊ベースボールONLINE

廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「ヤクルトオーナーのひと言が原点 言うことを聞かない選手を教育するのが首脳陣」

 

西武監督時代の筆者 写真=BBM


いまの人は長幼の序を分かっていない


 各球団の新入団選手が会見で抱負を語っている。いまの人たちは長幼の序を分かっていない。

 われわれが巨人に入団したときは「川上哲治さんを抜くような選手になる」ということは恐れ多くて言えなかった。

 理想はあってもいい。ただ、自分のチームの大黒柱を抜くような選手になりたいというのは言い過ぎだ。言っていいことと悪いことの判断ができない。要するに、上に立つ人間が教育をしていない証拠だ。

 このオフも相変わらず複数年契約がまかり通っている。私はかつてメジャー・リーグの関係者を日本に招いて行った日米ベースボールサミットで「日本は複数年契約をやったらダメだ」とクギを刺された。それなのに複数年契約は導入された。日本はアメリカのマネばかりする。結局・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング