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<2023高校野球展望>2022年の明治神宮大会優勝校・大阪桐蔭高に死角なし!? 第95回記念選抜高校野球選考委員会は1月27日

 

春はセンバツから――。第95回記念選抜高校野球大会は3月18日から14日間、阪神甲子園球場で行われる。選考委員会は1月27日。運用面で変更がある2023年の高校球児の一投一打から目が離せない。

2022年11月の明治神宮大会は大阪桐蔭高が初の連覇を達成。22年のセンバツを制しており、史上4度目[同校は17、18年に達成]の春連覇に挑戦することになりそうだ[写真=矢野寿明]


例年より4校増の36校が出場


 センバツ選考委員会は2023年1月27日に行われる。記念大会のため、例年の32校から4校増の36校が出場する。一般選考枠の増枠分は「東北2→3」「関東・東京6→7」「東海2→3」「中国・四国5→6」という内訳である。さらに詳細を記すると、関東・東京は関東5、東京1が基数であり、残り1枠は両地区で比較検討される。具体的には22年秋の関東8強進出校から5校目が選出され、関東6位校と東京2位校が、最終枠をめぐって戦力などが議論される見込みだ。また、中国・四国は中国2、四国3が基数であり、残り1枠は両地区で比較検討。中国3位校と四国4位校で、どちらに軍配が上がるのか、戦力などを比較し、白熱とした議論になりそうだ。

 特別枠の21世紀枠は3校。22年12月9日に9地区の推薦校が発表された。5校が22年秋の地区大会に出場しており、4校は県大会8強以上の実績を残した学校である。なお、稚内大谷高が唯一の私学であり、8校は県立校。過去に甲子園出場の経験があるのは、氷見高と高鍋高だ。

 23年1月27日の21世紀枠特別選考委員会で、9校の中から東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)、西日本(近畿、中国、四国、九州)で各1校を選出し・・・

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