週刊ベースボールONLINE

プロ・アマ球界大展望

<2023ドラフト展望>大学生に「即戦力」が集中 「将来性」が高い高校生も注目

 

年が明け、2023年のドラフトへ向けたドラフト戦線も本格始動する。各地区を担当するNPBスカウトによる挨拶回りからスタート。対象選手に目を光らせることになる。

【高校生】大阪桐蔭高・前田が世代NO.1


大阪桐蔭高・前田は実績No.1。花巻東高・佐々木、広陵高・真鍋、九州国際大付高・佐倉も強打者として注目される[写真右から]


 2022年の明治神宮野球大会の高校の部で、大阪桐蔭高の大会史上初の連覇へと導いた主将・前田悠伍が「世代NO.1」だ。近江高との2年春のセンバツ優勝(決勝で先発して7回1失点)を経験し、夏は甲子園8強、同秋からは主将を任され、絶対的エースとして心身とも充実している。148キロ左腕は負けない投手であり、スライダー、チェンジアップらの変化球の精度も高いものがある。

 23年の傾向として左のスラッガー(一塁手)が豊富と言える。花巻東高・佐々木麟太郎は11月末時点で高校通算106本塁打。主な高校生でトップとされる早実・清宮幸太郎(日本ハム)の111本の更新から注目が集まる。広陵高・真鍋慧は明治神宮大会で2本塁打(通算49号)を放ち、飛距離と打球スピードは超高校級。2年時に春夏連続で甲子園の土を踏んだ九州国際大付高・佐倉侠史朗も高校通算23本塁打と、将来性が高い長距離打者である。

 高校生投手では・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング