選考発表された12人に続き、続々と内定が伝えられる代表メンバー。切り札として栗山英樹監督は、侍ジャパン初となる日系人MLB選手の、代表選出を明言した。
写真=Getty Images


　新たな、意外な大物が、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う侍ジャパン代表のメンバーに名前を連ねることになった。カージナルスのラース・ヌートバーだ。

　1月6日にエンゼルス・大谷翔平、パドレス・ダルビッシュ有、カブス・鈴木誠也という出場を表明していた3人のMLB選手をはじめとする12人のメンバーが先行発表されたが、侍ジャパンのスタッフ会議が行われた11日、栗山英樹監督はかねてから代表入りが噂(うわさ)されていたヌートバーのメンバー選出が正式に決定したことを明言した。

「ツボにはまればホームランを打てるし、特に日本の球場なら当たれば確実にスタンドインできる。スピードもあるし、バランスのいい選手」と指揮官が期待を懸けるヌートバーは・・・