野球の世界一を決める国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の第5回大会開幕が3月に迫ってきている。日本代表には30人の“侍”たちが選ばれたが、26人が大会初出場とフレッシュなメンバーだ。彼らのプレーが世界一のカギを握るが、ここではキャンプで汗を流す満年齢25歳以下の“若侍”たちを取り上げていく。 【前編】はこちら 阪神・湯浅京己 納得の仕上がり具合

湯浅京己/投手/24歳[写真=宮原和也]
目の前を強い打球が通過していく。結果的にそうなっただけで湯浅京己本人は納得の仕上がりだと確信している。2月9日の沖縄・宜野座キャンプで行われたシート打撃。今季初めて実戦のマウンドへ。もちろん手にしていたのはWBC球。その初球は155キロを計測したが、左打者の
植田海に合わせられ左前に打たれた。その後も2安打を打たれたが「感覚よく投げられたボールも、そうでなかったボールもあって・・・
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