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<12球団オープン戦注目選手>開幕へ「舞いあがれ!」【パ・リーグ編】

 

オープン戦も始まり、シーズン開幕に向けて実戦が本格化していく。選手個々がテーマを持ってグラウンドに立っているが、その中でも見逃してはいけない選手は誰か。12球団から一人ずつ、プレーで注目すべき選手をピックアップする。
【セ・リーグ編】はこちら

ロッテ・安田尚憲 「YY砲」として長打を量産へ


四番奪取!

安田尚憲[ロッテ/内野手] 写真=高塩隆


 プロ6年目を迎える四番候補。3年目の2020年以降、昨年まで出場試合数は113→115→119、本塁打は6→8→9、打率は.221→.242→.263と少しずつではあるが増加している。今季こそ、大砲としてブレークを果たしたい。キャンプでは新任の村田修一打撃コーチ、内田順三臨時打撃コーチから熱心な指導を受け、バットを振り込んだ。昨年、16本塁打を残した山口航輝が今春の対外試合でも結果を残して目立っているが、山口と安田の「YY砲」がクリーンアップに両立し、アーチを量産し合うのがチームの理想形。長打力不足はチームの長年の課題だが、1歳下の山口の好調ぶりを刺激に、安田も初の2ケタ本塁打&四番定着を狙っている。

日本ハム・野村佑希 不動の四番でフル出場目指す


四番奪取!
 昨季もチーム最多の52試合で四番に座ったが、左脇腹を痛めて終盤は離脱。新球場での開幕四番を目指す若き主砲は、不動の四番としてフル出場を果たすことが最大目標となる。今キャンプの実戦での全試合四番固定は首脳陣の期待の表れだ。唯一のフルイニング出場にも・・・

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