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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「大谷翔平のマネをする必要はない。日本には日本の良さがある」

 

侍ジャパンの大谷翔平


技術というのは盗むもの


 WBCを前に、侍ジャパンは2月26日に行われた壮行試合でソフトバンク相手にオタオタしていた。3月3日には中日に負けた。昨年セ・リーグ最下位のチームになぜ負けたか。監督で負けたのだ。

 栗山英樹監督は全日本選抜チームの監督経験がない。現役時代の実績もない。

 評論家時代は、一時期までは頭のいい男だと思っていた。私も野球とは何かについて、いろいろ話をしてやったことがある。聞き上手でしゃべりもうまい。ところがその後、ある外国人を評して「バースとクロマティを足して2で割ったような選手を巨人は獲った。楽しみだ」と書いた。そんな選手じゃないと思っていたら、案の定シーズン半ばでクビ。見る目がないなと思った。

 そんな栗山がなぜ監督になるのか、私には不思議でならない。

 もう一つ、クギを刺しておくべきはチーム最年長のダルビッシュ有が変化球の握りから投げ方までチームメートに教えていることだ。

 仮に相手がメジャー・リーガーであっても・・・

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