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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「WBC準々決勝、大谷翔平はスタミナがない」

 


 WBCは大谷翔平のためにやっているのだろうか。侍ジャパンの監督は誰なのか。

 チームを率いるのは監督であるべきだ。それなのに栗山英樹監督は選手を統率している感じがしない。

 こうしなさい、ああしなさいと言うのが監督――という私の信念は時代が変わっても揺るがない。

 準々決勝のイタリア戦で「二刀流」の大谷は大声を張り上げて投げていたが、スタミナがない。これは5回持たないと思った。代わりの投手はいくらでもいる。5回途中2失点したところでマウンドを降りた。

 大谷は背丈もあるし、顔も良い。私が師事する中村天風の著書を読んでいると聞き彼に興味を抱いた。しかし、今回日本に来たときに、自分がいなければ侍ジャパンは勝てないと言わんばかりの表情をしていた。日本ではガンガン打つのに、メジャー・リーグではなぜ3割を打てないのか、これが私には分からない。

 目に留まったのは・・・

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