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MLB通信2023 頂点を目指す日本人メジャー

レッドソックス・吉田正尚 打撃修正が功を奏する「内角の球に角度がついて、うまくヘッドが出てきている」

 

連日、連続試合安打の速報が流れてくる。今季メジャー1年目とは思えない活躍ぶり。開幕直後は打率1割台になり、ボストンメディアからたたかれたことも。だが、打撃フォームを見直すことで、納得のいく打撃ができるようになった。
写真=Getty Images
成績は現地時間5月7日現在

太ももの張りでスタメンを外れたときに打撃フォーム修正を行い、それが功を奏した形となり、チームに認められた吉田


【打撃成績】2023年_29試合36安6本24点2盗、打率.321、OPS.939

 開幕から1カ月余り。初めて挑んだメジャーの舞台で実に中身の濃い日々を過ごした。吉田正尚は最高峰の投手への対応に苦しみ、もがいた。一時は長いトンネルにはまりかけ、壁にぶち当たったかに見えた。だが大物ルーキーの打棒がファンをうならせるまでにはそう時間はかからなかった。周囲の助言を得て苦境を乗り切り、復調すると快打を連発するようになった。

「試行錯誤しながらやっている。一日一日、やるべきことをやって・・・

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