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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第151回「昔のピッチャーなら誰もピッチクロックなんて気にしないでしょうね」

 

マサカリ打法とも言われた木俣のフォーム


サインに大事なのは準備


 今年からメジャー・リーグで始まったピッチクロックですが、それほど大きな混乱はなく、早々となじんできたようですね。

 走者がいないときは15秒以内、いるときは20秒以内とのことです。僕の現役時代にも20秒ルールがありましたけど、これは走者がいないときだけで、投手が捕手からの送球を捕ってから20秒で投げなきゃいけないというものでした。二塁塁審がストップウオッチで測っていましたが、僕が出ているゲームで適応されたことはなかったです。今は同じく走者がいないとき、投手がボールを持ち、打者が構えたときから12秒以内に投げることになっているはずです。やっぱり違反者を見たことがないですけどね。

 採用が決まったわけじゃないけど、昔からアメリカで採用されたルールは何年かしてから日本でも適応されます。日本の選手も必ず入ってくるものだと思っておかなきゃいけないでしょう。

 そうなると、ピッチャーやバッターもそうですが・・・

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