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MLB通信2023 頂点を目指す日本人メジャー

カブス・鈴木誠也 巻き返しを強く誓う「悩むのは練習までと決め、あとはいくら悪くても相手と戦う」

 

6月は打率1割台と低迷していた。だが7月に入り復調の気配を見せている。二番、四番というカブス打線の中軸を担い続けるプレッシャーに打ち勝ち、3シーズンぶりのプレーオフへとチームを導いていきたい。
文責=樋口浩一 写真=Getty Images
成績は現地時間7月16日現在

打撃の調子も上向きとなってきた。7月は打率2割6分台。残り半月で3割にはのせたい


【打撃成績】2023年_74試合68安7本28点2盗、打率.251、OPS.725

 後半戦のスタートは、吉田正尚(レッドソックス)との談笑で始まった。試合前、左翼の位置で守備練習をしている吉田の下へ走り寄り、4分ほど笑顔で言葉を交わした。2年前の東京五輪で金メダルを獲得した日本代表のチームメート。

「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で一緒にプレーすることができなかった(鈴木は左脇腹を痛めて辞退)。こうしてメジャーの舞台で一緒に切磋琢磨できるのは感慨深い」(吉田)という関係だ。

 だが現地時間7月14日の試合では・・・

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